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スルガ塾 塾長の一言

工事中...

2014夏のイベント


いよいよ夏が近づいてきました。夏といえば、イベントシーズンですね。当スルガ塾でも毎年様々なイベントを通じて生徒達とのコミュニケーションを大切にしております。今年も小学3年生以上のお友達を対象とした一泊二日のキャンプを実施することになりました。日程は89日、10日で、富士山こどもの国で行ないます。塾生だけでなく、一般の方でもご参加できますので、ご希望な方はご連絡下さい!

2014スタート


新年2014年のスタートですね。受験生にとっては、入試本番に向けてラストスパートの時期となります。受験生の皆さんは、緊張や不安、焦りと毎日戦いながら過ごされていると思います。そしてもちろん、それを支える保護者の皆さんにとっても大変な時。くれぐれも、体調にはお気をつけください。そして、お子さまの実力を信じ、最後まで全力で応援してあげてください。
それでは皆さん、本年、2014年もよろしくお願い申し上げます。

人創りとは

 

12月に入り寒さが一層厳しくなってきましたね。早いもので今年もあとわずかとなりました。今年、2012年も皆さまからの多大なお力添えを頂き誠に感謝申し上げます。来年も更に一人一人を大切に、個々のニーズに合わせた学習内容と環境をできる限り提供していきたい次第でございます。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 さて、今回は雑誌等にも取り上げられ、「転ばぬさきの子育て」の著者であります元裁判官の内藤由佳さんから教えられたことをご紹介したいと思います。 内藤さんは東京大学法学部卒業後、2002年に憧れの裁判官になり、約2年間ほどで200人の非行少年等と関わりました。その後、長男(4歳)に自閉症の障害が判明し、子育てに専念ために退職しました。この著書の中で、内藤さんは、非行少年のタイプや家庭環境は様々ですが、大半の子供は小学生まで真面目だったと述べております。「家庭が悪いのでは?」「友人関係が悪いのでは?」などと原因を考えて、環境を改善させようとしましたが、「本当に変わらなければならないのは、『少年たち自身の心。』幸せを感じられない心のありかた。」であると言っています。物があふれる世の中となり、「もらえるのが当たり前」「やってくれるのが当たり前」というものの見方を育て、幸せの感性を鈍らせてしまった子供が多くいます。我慢する経験があってこそ、「もらえるのは特別」という思いが生まれ、「もらえる喜び」に繋がると分析されています。子供に愛情を注ぎたいが故に大切なことを育てるのを忘れてしまうことがある。気がついた時には、逆に「心の貧しい子供」に育ってしまうことがあるということです。
 
内藤さんは、「幸せを決めるのは環境ではなく『心』。あたり前に生きている事が、どれだけありがたいことなのかを感じる心を子供に育んでもらいたい。」と言っております。世界には物資不足で11日生きていくことが困難な人がたくさんいらっしゃいます。日本の子供達には今おかれている生活環境を省み、感謝し、11日を精いっぱい生きていってもらいたいと思います。


スルガ塾 塾長の一言


海外(オーストラリア)で教鞭をとっている際、日本の教育の変化をニュース、インターネットを通じ見ていると、1992年に月1回の週休2日制が、1995年には月2回。そして、2002年ついに完全週休二日制がスタートした。

土曜日は、部活動等をしてもよいが、日曜日は「完全にファミリーの日」。家族とのつながりを欧米のように大切にしようとする考えもあったと思う。また、数学、理科の国際的レベルが高かった日本は、3割減の内容となり、少子化が進む中で、中高一貫教育を導入し、受験熱を冷めさせる方針も語っていた。そのような教育の変化を続けている日本をオーストラリアから見ていると、数年後の子供たちの様子を予想することができた。学級崩壊が日本でも見られるようになる。学力の低下が進み、海外、特にアジア圏の国々に置いていかれる。
週休二日制により家族との時間は逆に減り、部活動の時間や友人との時間が増え、思春期の子供に悪い影響や行動が出る。「ゆとり教育」が成功していく道が見えなかった。

 また、中学の英語の授業数も削減され、週4時限から3時限へと変更になった。しかし、求めているものは高く、国際人としてコミュニケーション能力の育成。コミュ二カティティブアプローチの推進。など、根本的に英語教師の育成が求められる中、いろいろ動きはあるものの、実際、英会話があまり得意でない教師がコミュ二カティブアプローチやダイレクトメソッドを使って指導していくことは不可能に近く、中学、高校生の英語力も他のアジア圏諸国に置いていかれるのも想定内だった。

 自分が学生(中学)時代に感じたのはこんなことだった。「英語を習ってるんだったら、使わないと!でも、どこで?だれと?」 今では、都市部では海外の方との接する機会も増え、必然的に英語を使う人もいるであろうが、当時は、外国の方を見ることすら皆無の状況だった。今でも英語を必要としない、または海外の人と接する機会をもてない環境下にいる人の方が断然多いと思われる。

 自分の子供に、これからの日本の子供達にしてあげたいことは何か?と、考えたとき、英語をコミュニケーションの術として使える環境作りを提供し、21世紀を担う子供達に国際人として自覚、誇りをもって生きていってもらいたい。そう思った。

そのために、自分は日本で海外から来た「外国人」としての生活をしていこうと決意した。あれから、10年が経過。日本在住10年経った今でも、子供たちへは、「英語」で話している。子供達の前では保護者にも「英語」で話しかける。電話も英語で行う。果たしてこれが良いか、悪いかといえば、考え方の違いによって意見は相違であろうが、自分しかできないことがあるとすれば、それを推進していくことで、理解していく人も少なくないのではないだろうか。

当塾の卒業生が遊びに来ると、当然のように英語で話しかけてくれるようになった。生徒に英語を話している環境をはじめて目にする人は、皆驚きを隠せないようすだが、当塾の生徒、保護者は、ごく普通なこととしての日常生活となっている。

これからもスルガ塾の生徒が英語を自由に使えるように一緒に歩んでいきたい。

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